
ミュージカル映画の魅力は、歌とダンスを通じて感情や物語を豊かに表現できることです。
華やかな演出や心に響く楽曲が観る人の気持ちを高め、夢や希望を与えてくれます。
感動や笑いを共有しやすく、リラックスした雰囲気で一緒に楽しめるため、カップルでのおうちデートにおすすめのジャンルです。
洋画のミュージカル映画は洗練された演出やスケールの大きさを感じられるメリットがあるので、おすすめ作品の詳細をチェックしてみてください。
映画.comより画像引用
公開年 | 1965年 |
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主要キャスト | ジュリー・アンドリュース、クリストファー・プラマー |
興行収入 | 推定3億ドル以上(再上映・DVD・ブルーレイ販売などを含む) |
見所 | ドレミの歌やエーデルワイスなど様々な名曲による音楽と歌唱シーン |
60年以上も昔に公開された映画ですが、不朽の名作として数十年以上にわたって世界中から愛されています。
オーストリアのアルプス山脈や田園風景を背景にした壮大な映像はとても綺麗で、映像技術が進化した現代でも目を奪われるものがあります。
ストーリーやキャストの演技力、音楽性、実話にもとづいた歴史的要素などが組み合わされた総合力が、歴史的な名作として愛され続けている理由です。
家族の絆や愛と勇気を上手に描いて温かい気持ちにさせてくれるほか、ドレミの歌など誰もが知る音楽を使ったミュージカル要素で前向きな気持ちにさせてくれます。
年代や国境を超え多くの方から共感されて世界的なロングヒットを続けた作品ですので、老若男女を問わず幅広い人が心を掴まれるでしょう。
何度も観たくなってしまうことが、再上映なども繰り返されて現代でも根強い人気を維持している要因です。
観たことがある人も、おうちデートで観る作品にピックアップしてみてはいかがでしょうか?
年齢が離れたカップルや、付き合ってまもないカップルにもおすすめできる鉄板のミュージカル映画です。
若い修道女マリアが第二次世界大戦直前のナチスドイツが併合したオーストリアからアメリカに脱出して、トラップ・ファミリー合唱団として活動した実話に基づいた作品です。
オーストリアの美しい山岳地帯を背景に、主人公のマリアはフォン・トラップ家の子供たち7人に音楽と喜びを教えながら家族の絆を深めていきます。
物語の前半はマリアが家族と出会い、音楽を通じた平和な日常が描かれます。美しい自然や楽しい歌のシーンが中心で、心温まる雰囲気です。
中盤からはナチスの台頭によってオーストリアの情勢は緊迫して家族が危険にさらされる展開になり、物語の雰囲気が一変します。
平和な日常と危機的な状況の対比が、物語に深みと緊張感をもたらしています。
ハラハラドキドキの要素もあり、感動を与えるクライマックスは必見です。
映画.comより画像引用
公開年 | 2017年 |
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主要キャスト | ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン、ミシェル・ウィリアムズ |
興行収入 | 約4億7,000万ドル |
見所 | 圧巻の歌唱とダンスのシーン、夢を追い続ける主人公の情熱 |
夢や挑戦、自己表現の大切さをテーマにしており、カップルで感動や共感を分かち合うことができます。
美しい歌とダンスのパフォーマンスは圧巻で、おうちデートで観る作品にチョイスすればロマンチックな雰囲気を盛り上げてくれるでしょう。
特に名曲「This Is Me」によるパフォーマンスは力強くて感動的です。
夢を追い続ける主人公の情熱を描いたストーリー性にも魅力があり、アップテンポな楽曲や感動的なシーンが満載のため観ている人を飽きさせません。
多様性や自己肯定の重要性を伝えるメッセージ性によって、前向きな気持ちにさせてくれます。
カップルのどちらか一方などが落ち込んでいる時や嫌なことがあった時には、グレイテスト・ショーマンを観るのがおすすめです。
19世紀のアメリカが舞台で、貧しい家庭に育ったP.T.バーナムが主人公です。
主人公は大きなショーを作りたい夢を追いかけて、自分のサーカス団を立ち上げます。
しかし、観客が集まらないなど最初から上手くはいきません。
そこで個性豊かでユニークなパフォーマーたちをサーカス団に迎え入れ、多様な人種や外見の違いを持つパフォーマーたちが個性を活かしたショーを作りあげていくストーリーです。
主人公だけではなく家族や妻、団員達のヒューマンドラマが上手に描かれ、互いに支え合いながら真の成功を追い求めていきます。
夢を追い続ける人々の勇気と希望を伝える感動のストーリー性と、豪快な歌とダンスのシーンなどが評価されている名作ですので、是非ご覧になってみてください。
映画.comより画像引用
公開年 | 2018年 |
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主要キャスト | ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン |
興行収入 | 約4億4,000万ドル |
見所 | ジャズを中心とした魅力的なサウンドトラック、 ノスタルジーと新しさの融合 |
2018年に公開されたハリウッド映画のミュージカル作品です。
古き良きハリウッドミュージカルの要素と、現代的な感性が絶妙に融合しています。
歌唱シーンは作品中に全部で8回あるのですが、いずれも演出にこだわっていて難しい撮影を成功させて話題になりました。
美しい映像と歌・ダンスのシーンは多くの人が惹きつけられることになるでしょう。
ストーリー性もしっかりしていて、夢と愛の両立など人生の選択に関するテーマを描いた作品です。
夢を追い続けるジャズピアニストのセバスチャンと、女優を目指す若い女性ミアが出会い、2人は互いの夢を応援し合いながら次第に惹かれ合います。
恋に落ちた2人でしたが、それぞれが夢追いかける過程ですれ違い破局します。
その後、偶然に再会した2人。そこでは空想の世界におけるミュージカルとして、もしも2人が別れなかったらどうなっていたのかを描かれるのですが、このシーンがとても感動的です。
ラストシーンは観る人を考えさせる要素が強く、ハッピーエンドと捉える人もいれば、そうではないと捉える人もいます。
夢と愛を両立させる難しさをリアルに表現していて、夢へ向かって前に進む勇気や人生の中で訪れる挫折、ターニングポイントにおける選択を考えさせられることになるでしょう。
感動要素が強いため、おうちデートのリラックスした雰囲気で観れば、感動を共有できて人生観を語り合うきっかけになります。